漢方では、アトピー性皮膚炎は体の中の不調が皮膚に表れてさんいると考えます。漢方薬を服用して体質を変えることにより、赤く肥厚したりカサカサした肌が普通の肌に変わってゆきます。すでに病院・医院に通っている場合は皮膚科やアレルギー科の医院に通院しながら漢方薬を併用することもできます。今は、漢方薬の治療を否定するお医者さんは少なくて、大抵は漢方の服用を歓迎してくれます。 ニキビやその他の皮膚病の治療も漢方の場合は同様に体の中から治します。扁桃炎で毎月40度もの熱を出して病院に入院していた方が、わずか3か月ほど漢方薬を服用しただけで扁桃の腫れや発熱を起こさなくなりました。この方はその後さらに3か月服用した後服用を止めましたが、3年過ぎても以前のような症状は再発していません。アトピー性皮膚炎の患者さんの場合も、症状が無くなりその後漢方薬の服用を止めても、アトピーの症状が発現しません。これが、漢方治療の魅力です。